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ありがとうございました。

[1/144 SCALE] HGUC THE-O

機動戦士Zガンダムより、ラスボスのTHE-Oです。武装はビームソードとビームライフルのみという質実剛健な構成ながら、鈍そうな見た目とは裏腹に大小50基装備しているというスラスターにより、グリプス戦役時のMSとしては最強の機動性を有していたという、野心家のニュータイプ、シロッコに似合う、ラスボスに相応しい機体です。HGUCですが、キット価格からも分かるようにMG並みのボリュームで非常に迫力があります。


制作メモ

キットは合わせ目も最小限の構成ながら、やはり50基のスラスターのマスキングは非常にシビアでした。2色で塗り分けた後、スラスター内部は全て内径に合わせた薄切りプラ板を塗装後に張り付ける方法で、塗り分け精度を高めています。THE-Oは面構成が広く単調になりがちなので、モールドがあっさりしているパーツを中心にディティールアップする方向で制作しました。

●作業工程
作業工程は表面処理(ゲート処理、パーティングライン処理・ヒケ処理・合わせ目消しなど)、後ハメ加工、一部スジ彫りの彫り直し、洗浄、エアブラシによるサフ吹き、修正、再サフ、エアブラシ塗装、墨入れ、デカール貼り、エアブラシによるつや消しトップコート(非UVカット)となります。

●改修内容
【頭部】 ・モノアイをHアイズにメタルテープを裏打ちしたものに交換
・頭頂部のダクト?を彫り込み、塗装済みプラ板を貼り付け
【腕部】 ・のっぺりした肩の円形モールドを削り落とし、プラ板で裏打ちした上で市販の半球モールドにディティールを彫り込んだものを貼り付け。
・肩の可動スラスター基部のポリキャップ隠しとして、プラ板にモールドを入れたものを制作
・肩の可動スラスター下のフィンのエッジをプラの肉厚ギリギリまでうすく加工
・ヒジ関節裏のパイプモールドを削り落とし、ビニールチューブを赤で塗装したものに交換
・下腕の動力パイプを、プラ板の基部にシリンダーモールドを貼り付けたものに交換
・下腕左右の円形凹モールドを市販パーツでディティールアップ
・下腕先端のセンサーっぽいモールド内にクリアープラ板にメタルテープで裏打ちしたものを貼り付け(角度により光る)
・手首はMG用HDMの手の甲を削り落とし、プラ板で設定通りの形状に作り直したものを貼り付け、特徴である4個の極小円形モールドを貼り付け。→左右握り手、サーベル・ライフル兼用の握り手の3ヶ付属。キット付属の手首(指の節のスジ彫りを追加)も制作してあります。
【胸部〜腹部】 ・首パーツを胴体から切り離し、2mm延長し基部とする。
・新造した首基部→胴体へ赤いチューブを配線
・あっさりした首パーツにモールドを彫り込み
・首周囲をそっくりくりぬき、モールドを彫り込んだプラ板をセットし、市販パーツでデコレートして1mmほど底を下げる(結果首を1mmほど延長)
・頭部の後ろに2基ダクトパーツを追加、モールドを彫り込み。
・頭部を囲むようにある凸部先端ダクトをモールド入りプラ板でディティールアップし、左右にあるバルカン?モールドを削り落として市販パーツでディティールアップ
・バックパックとの合わせ目を段落ちモールド化
【腰部】 ・腰フロントアーマー先端のバーニアを市販金属パーツでディティールアップ
・隠し腕のシリンダーをメタルテープでディティールアップ
・隠し腕の動力パイプを削り落とし、ビニールチューブを赤で塗装したものに交換
・隠し腕のマニピュレーターの節のスジ彫りや円形モールドを追加
・隠し腕の可動関節部のポリキャップ隠しに市販パーツを貼り付け
【脚部】 ・腰左右の動力パイプのスジモールドを全て光硬化パテで埋め、チューブに見えるように加工(太いチューブだとカーブ部がつぶれるため)
・ヒザ関節裏の動力パイプを切り落とし、塗装済みのビニールチューブに交換
・スネフレームの動力パイプモールドを切り落とし、塗装済みのビニールチューブに交換。くるぶしのパイプ付け根は市販パーツでディティールアップ
・スネのフロントアーマー上部左右のデキの悪い円形プレートを逆円状に削り落とし、フレーム側からマイナスモールドをディティールアップしたものを突き出す処理に変更
・スネのフロントアーマー下部の分厚い装甲部にMGリックディアスなどに見られるモールドを彫り込み
・ふくらはぎのフィンアーマーのエッジをプラの肉厚ギリギリまでうすく加工
【武器】 ・ビームソード基部のうち、1本のみHDMで握れるように形状変更
・ビームソード発光部は合わせ目処理を兼ねてペーパーがけし、つや消し仕上げに
・ビームライフルの動力パイプをビニールチューブを黄色で塗装したものに交換
・ビームライフル先端のセンサー部にクリアープラ板にメタルテープで裏打ちしたものを貼り付け(角度により光る)
・ビームライフル先端のノズル部を削り落とし、市販パーツに交換し、中にシルバーで塗装したメタルパイプをセット
【その他】 ・肩、腰フロント、サイドアーマーなど、要所にピンバイスで二重穴モールドを彫り込み
・スラスター50基の内部底面はプラ板を塗装したものを貼り付け
・ハロカプよりシロッコのフィギュアをお付けします。台座はパーティングラインを処理し、スーパーブラックで塗装→つや消しクリアーで仕上げています。

●塗装
・サーフェイサーはエアブラシ塗装。部位により白サフ、赤サフ、グレーサフの3色を使い分けています。白サフ、赤サフのベースはフィニッシャーズのアクリルプラサフのホワイトを使用。
・墨入れは部位によりブラック、ジャーマングレー(全てタミヤエナメルカラー)を使い分けています。
・トップコートはエアブラシ塗装。スーパークリアーつや消し(メーカーで白化が確認されているUVカットではない)で行っています。

【カラーレシピ】
本体など イエロー+ダークイエロー+(F)ファンデーションホワイト
フレームなど ミッドナイトブルー+グレー24+ブルーFS15044
額・スラスター外装など ブルーFS15044+コバルトブルー+パープル
スラスター内部 デイトナグリーン+グリーンFS34227+イエロー
スラスター底部など スーパーブラック
腕部シリンダー クロームシルバー
腕部シリンダー基部 クロームシルバー→クリアーレッド
動力パイプなど レッド+シャインレッド
脚部パイプ基部など アイアン
モノアイ (G)蛍光ピンク光沢(メタルテープで裏打ち)
ライフルセンサー等 クリアーグリーン(メタルテープで裏打ち)

●マーキング
・市販デカール、市販ガンダムデカールを使用し、50枚ほど貼り付け。マークセッター、マークソフター使用。
・キット同梱のホイルシールは未使用。
 

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