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[NON SCALE] SD SWORD CARAMITY

HOBBY JAPAN誌のGUNDAM SEED MSVよりSD SWORD CARAMITYです。同誌の企画で開催されたソードカラミティ改造キット使用コンテストに向けて制作、応募し、千葉智宏賞(有限会社スタジオオルフェ代表取締役。SEED DESTINY MSVなどのサイドストーリー企画者)をいただいた感慨深い作品です。HOBBY JAPAN 2005年5月号(No.431)の64ページ下に掲載されています。賞品も豪華でした。実はこの作品がエアブラシ初挑戦だったりします。さらにこの作品が完成したのが締切前日で、撮影・現像が締切当日の夜で(ライターの入稿みたいですね)、もう持ち込むしかない!と思ってバイクでHOBBY JAPAN編集部に着いたものの、ビルのシャッターも郵便受けも閉められていて考えた挙げ句に、用意していた封筒の裏に「締切当日ですが応募させてください云々」といったメッセージを書きこんで、格子状のシャッターの隙間から玄関に向かって投げ入れて応募したという、とんでもないエピソードがあります。入賞したってことは応募が受け付けられたってことで(笑)。作品は手元にありますが、応募時の画像でこのギャラリーを制作しているのですが、撮影環境も充実してきたので後日撮影し直したいと思っています。


制作メモ

本体は改造キット、BBブリッツ、BBフリーダム、HGカラミティからソードカラミティのデザインに似た形状の部位を寄せ集めて組み合わせ、SDフォーマットを崩さないように(←これ最重要)幅詰めなどを行っています。頭部の形状変更は木部用エポパテ、SDの宿命である肉抜き穴埋めはWAVEのエポパテとプラ板を併用して行っています。武器類は付録のついていた号の作例(渡部雅史氏)を参考にして、シュベルトゲベールのビーム刃の付け外し、マイダスメッサーのビーム刃の付け外し、パンツァーアイゼンのブレード開閉が可能です。

●作業工程
作業工程は表面処理(パーティングライン処理・ヒケ処理・合わせ目消しなど)の後、一部スジ彫りの彫り直し、洗浄、エアブラシによるサフ吹き、エアブラシ塗装、墨入れ、エアブラシによるつや消しトップコートとなります。

●改修内容
【頭部】 BB戦士ブリッツをベースに木部用エポパテで大幅に形状変更(一部切り離して形状変更後に再接着)。このパテが食いつきが非常に悪く、何度か剥がれたりして苦労しました。フェイスはブリッツのものに設定通りのモールドを丁寧かつ深めに彫刻。特徴的なアゴはエポパテで延長しています。ブレードアンテナは裏を肉抜き埋めして、前面はエポパテで形状変更。
【腕部】 BB戦士フリーダムがベース。二の腕に設定通りの凹モールドを彫り込み。手首はボールジョイントではないのでHGキットに付属の手首用ボールジョイントを加工して仕込み、ポリ隠しのために市販バーニアパーツでカバーしています。手首はHGフリーダム用HDMを使用。肩部はマイダスメッサーを真鍮線で取り外しできるように削りこんで軸受けを設けてあります。
【胸部〜腹部】 HGカラミティの胸部を一部切りつめてBB戦士フリーダムの腹部をミキシング。腰部との接続は関節技ボールジョイントで。
【背部】 頭部が1/60サイズのため、ランドセルが大きく干渉するため、フード部を5mm以上切りつめています。シュベルトゲベールの接続アームは肉抜き穴を埋めてあります。
【腰部】 BB戦士フリーダムベースで前後・横の腰アーマー、フンドシ下の突起を足の短いSDフォーマットに合わせて適度に切りつめてあります。
【脚部】 ここが一番大変でした。ソードカラミティは足のデザインが複雑なのに、SDフォーマットで足が短いためです。BB戦士フリーダムの足をベースに設定画とにらめっこしながらエポパテで形状変更&ディティールの再現とスジ彫り。フリーダムのアンクルアーマーを中央で切断して左右をエポパテで形状変更、カラミティの記号であるアンクルアーマーをマウントしています。つま先もエポパテでカラミティの形状に修正。
【武器】 シュベルトゲベールは一体成型なのでビーム刃をエッチングノコで丁寧に切り離し、刃の上下に真鍮線でダボを設け付け外しが出来るようにしてあります。
マイダスメッサーはビーム発生部を市販バーニアパーツでディティールアップするとともに、真鍮線の軸隠しとしています。肩側に真鍮線の取り付け軸を設けてあるので、マイダスメッサー側に軸穴を開けて肩と接続できるようにするとともに、シュベルトゲベールの柄側の短いビーム刃を取り付けてビーム発生状態を再現できるようにしてあります。
パンツァーアイゼンは作例を参考にブレード切断してプラ板からブレード切り出し、本体に真鍮線の軸を設けて開閉が可能となっています。フタは0.3mmプラ板で。

●塗装
正月休みに極寒の中震えながら塗装しました・・・本当にキツかった。エアブラシ初挑戦ということで、塗装工程はほぼDVDの通りに進めました。が、サフは缶サフをコレクションシリーズのキットに試し吹きしてみたところ、とてもじゃないけどコントロール出来なかったので、缶サフを容器に取り出して薄めてハンドピースで吹きました。マスキングもかなり細かくて大変でしたが、ミスもなく剥がす時の快感を覚えました。

【カラーレシピ】
□本体など グレーFS36622
本体など ガンダムカラー・オレンジ1
ブレードアンテナなど ガンダムカラー・イエロー1
ヒジ・ヒザなど ガンダムカラー・ブラック1
ツインアイ ルマングリーン+ホワイト
ブレードなど スーパーシルバー
スラスター外装など 焼鉄色+ブラック

●マーキング
SDにデカールは似合わないので未使用。
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